社会
広末涼子主演の映画に『バブルへGO!』(2007年)という作品がある。広末が演じる主人公がバブル時代の日本にタイムスリップし、そこで日本経済をめぐる大きな陰謀に巻き込まれる…というストーリーである。 タイムスリップした先の時代で、広末は若き日の父親…
いまからもう25年以上前の話。 当時、大阪の中学生だったぼくはその日、学校の一泊移住に参加した。どこかのキャンプ場に学年全体で一泊する催しだ。 ぼくのクラスの男子生徒は二つのグループに分かれ、それぞれ別のテントで寝ることになっていた。なにせ当…
のっけから孫引きで申し訳ないのだが、橋下徹大阪市長の著作にはこんなことが書いてあるのだという。 「交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三通りの方法しかない。 “合法的に脅す”“利益を与える”“ひたすらお願いする”の…
(昔のツイートのサルベージ) 愛国心が旺盛な人は、目の前に存在する自国民に往々にして憤慨する。なんでこんなにモラルが低くて、公共性に欠けていて、反日思想に毒されているのか、と。 このような「日本は大好きなんだが、実際に日本列島に暮らしている…
日本の偉い人たちのあいだには、どうも妙な考えが蔓延しているのではないかと思うときがある。 それは「今の日本を立て直すためには、いちどみんなで貧しくならねばならない」という発想だ。どうも、そんな気がする。 その発想の基盤になっているのは、言う…